昨日は桂文雀師匠の初の独演会へいってきました。
超大入り満員で、僕も行くのが遅かったので立ち見でしたが、うれしいですねぇ~
それにやっぱり上手いですね文雀師匠!
千両みかんにしろ酢豆腐にしろキャラ設定や演じ分け、情景描写がしっかりしてますね~
ってゆーか益々磨きがかかってません?良い具合に勢いと自信が乗っているのかな?
なんてゆーか芸がしっかり具体的、という感じ、骨太ってところでしょうか。
千両みかんって話のシナリオがすきなんですよね、なんとなくリーダーシップについての教訓を感じさせる百年目とかのように、商人の話はなにかこう商売の教訓みたいなのを少なからず感じます。
千両みかんもその一つで、"これは我々ののれんの値段です"みたいな商売に対する情熱や意気込み心意気や、値段を聞いた大旦那と若旦那が"まぁそれくらいするだろうねぇ"と簡単にいうところ、物事の価値観というのは全然人によって違うって事。
そういった意味では最近、価値観や自分の持つ基準という事を意識する事が多くなったのでとても僕にとってタイムリーな演目でした。目標を達成するためには価値観ごと変えていく、達成すべき目標が普通で日常だというような価値基準に自分を置きその中で普通でいるようになることが必要ではないかと、まぁそんなふうに思ったりしてるわけです。
番頭と大旦那との価値基準の違いが面白い笑い話となるんですが、そういうことって現実にでも往々にしてありますよね~って事です。
女給の文はいやぁくだらなかったなぁ~
かなり沸いてましたね~最高でした~
全体の構成の演出としてはガッツリと文雀師匠の思惑通りにはまったんじゃないでしょうか?
そういうところもなんだか文雀師匠の勢いを感じましたよ。
で、酢豆腐!本当に素晴らしかったですね!僕が「ん廻し」やるまえに聴きたかったですよ。
人物がほんとに生き生きとしていて、人物や物の場所情景描写がしっかりしていて、参考になる部分がめちゃくちゃありました。
もっと早くに文雀師匠の酢豆腐を見ていたら僕の「ん廻し」の本番ももうちょっと良くなってたんじゃないかな~いや今からでも反映させればいいんですけどね。頭悪いんで肝心なところをどうやってたかとか忘れちゃうんですよね~ま、でもできるかぎり反映させます。
「ん廻し」をやる機会はほとんど無いと思うけど。
しかしほんとにキャラ設定と演じ分けが凄いですね~やっぱ表情かな?
そして今回ゲストとして登場した文生師匠!!
やっぱり最高ですよ!!
打ち上げにも参加されていたので、お話しを少し聞くことができたのですが
いやぁ~ほんと、文生師匠素晴らしい!
ってゆーか文生文雀の師弟として素晴らしいのか、いやいや扇生師匠、文ぶん師匠含め文生一門が素晴らしいのでしょう。
文生一門の師匠達は芸人として男前ですね、いや粋ってゆーのか?(いやそんなことは無いってどっかから聞こえてきそうですが、、)
そんな文生一門の粋っぷりを感じるには
上野鈴本の九月中席夜の部でちょうどいい具合の寄席がありますので、これに行ってみれば堪能できると思いますよ。
皆さん是非とも行ってみて感じてください!
一門会とかやってくれないかなぁ
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