八日目の蝉読み終わりました。
いやぁよかった。
やっぱ角田光代の作品すきだな〜
どこか対岸の彼女とも似ているのは、角田さん彼女の伝えたい事が一貫しているからだろうと思う。
むしろ芸がその人そのものだとしたら、角田さんが書く作品は彼女自体であるからそれもまた必然か。
やっぱり優れた"芸"は素晴らしいと思う。
役に立つ事を役に立つと言って表現された物よりよっぽど、そうした物が薄っぺらで滑稽に見えるかのように、その人のかけら、いやその人自身である"優れた芸"が人に与える物や人生に与える影響は計り知れない。
ま、「優れた芸がどんな物か」というのは死ぬまで続く問答であるとおもうけど。
話がだいぶそれたけど、なにしろ八日目の蝉、素晴らしかったです。
女性にはまたさらにリアルに感じるかも。
もちろん僕のように男性にも、誰が読んでも色々と思える良い作品だと思うのでオススメです。
映画化とかされても面白いかもな〜
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