志ん朝師匠の「ねぇ」[落語関係]
(2009-06-14 23:34:35) by くろひつじ


そろそろ、円生百席をコンプリートします。
とりあえず円生百席を全部きいてしまおうというわけで聴いてきたわけですが
仕事で車に乗っている時間が長いもので、運転中に聴くものだから、音源ばかりで所作があいかわらずわからないんですがね。
生で見ているのもいまだに笑生さんしかいないんですね。今度寄席に行ってみようとは思っていますが。

そうそう、昨日の笑生さんの「猿後家」面白かったな〜
僕の場合普段音源ばかりきいているからか、表情とか所作を見るのがものすごく新鮮で楽しみなんですね。
その点でも笑生さんの「動き」はいいですよね〜!好きです。

さて、音源ばかり聞いている僕ですが円生師匠の次は、亡き「志ん朝師匠」を聴いてみよう〜と思っています。
志ん朝師匠のCDはいくつか聴いたのですが、若いときの「宿屋の富」と「愛宕山」のCD、あれがめちゃくちゃ好きなんです。
僕は特に志ん朝師匠の口癖?なのか技術なのかわかりませんが、「ねぇ」とか「えぇ」とか、めっちゃいれてきますよね、あれが好きなんです。
円生師匠や文楽師匠のは正確に完璧な芝居をするような感じ?
志ん朝師匠のはなんか生き生きとしているような、きっと「ねぇ」とか「えぇ」で聴く人を中に取り込んでいるような。
好きだな〜志ん朝師匠の、「ねぇ」
あれって凄いですよね?よくわからないけど。
志ん朝さん自身の癖なのかな〜と思ったら、枕なんかでは語尾に「ねぇ」とつけるくらい?ノッているときの間に入るような「ねぇ」はあれはまたなんなんでしょうかね?やっぱ台詞として練習するのかな?あのスピード感もあってとても好きです。

と、思っていたらいつもお世話になっている三益酒店のおいちゃんは普通にしゃべるときに「ねぇ」を間に入れてました。
なるほど、この「ねぇ」の間ってのはとても興味深いですね。
なんか僕も普段からいい感じで「ねぇ」を使えないもんかな〜?
ねぇ?


コメント(2)
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