1980円のベアボーン?、、、、、を使った省電力PC[PC関係]
(2009-09-04 23:54:01) by くろひつじ


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この間、胡蝶のPCをナニするのと、また作成を頼まれていたPCがあったのでそのパーツを物色しに秋葉原にいきました。
僕のいつも立ち寄る店でQCpassという素敵ショップがあるんですが、そこで胡蝶とジャンクのメモリーをあさり、そして店の一番奥にかなり怪しげな一品発見。
1980円のベアボーン。
ケース(モニターが取り付けられる部分がある)、電源、マザーボード、メモリー、ハードディスク、全部ついて1980円。
ってゆーかケースていっても、これは工場かなにかそういうところに備え付けてあったようなパソコンではないなにか別のものなのでは、、といった感じ分厚い鉄板でできたもの。
写真を撮ってないないのでお見せできないのが残念。
しかし乗っているマザーボードはVIA製のEDENというCPUを搭載しているもの。
これはちょっと昔、ATOMプロセッサが出る前、ペンティアム4あたりの高出力高発熱高電力の時代に省電力をうたって販売されていたもので、一部のマニア?が省電力&静音PCを作成したりするのに流行ったり?したらしい、というのを聞いたことがあります。
しかし本来は今回売られていた物のように組み付け機械の制御を安価でするための物なのかもしれませんね。
省電力ゆえに高耐久だろうし、パーソナルコンピューターよりもそういった別の用途のためのCPUなのかも。
実際、このCPUはPCとして使うと、超省電力、超静音、しかし超低性能で有名で処理能力が低く遅いんですよね。
それを割り切ってうまい事PCにするか、もしくは、、
僕が考えたのはもしPCとして使えないようなら、自宅用のネットワークサーバ、つまりNASとして使ってみるというもの。
実際に市販されているバッファローのネットワークハードディスクなどの中にはこのマザーボードと同じようなのをつかっている製品などもありますし。

というわけで、今回頼まれていたPCはこのベアボーンを使って超省電力&超静音&低性能、だめだったらファイルサーバという路線に決定。

<画像:CA390009>

今回一番値段を投入したのがこのケース。
さすがに1980円についてくるゴツすぎる鉄板ケースではPCにしてもファイルサーバにしても使いにくいですからね。
安く売っていたのを買ったんですが、なかなか良い作りなので長く使えるでしょう。

もし黒箱とか白箱とかNASに興味がある方で安く試したいなら、とりあえず1980円のをそのままでも問題は無いと思います。でもたぶん今頃は売り切れてるんじゃないかな?

<画像:CA390010>

これが今回使うマザーボード。
真ん中の上のほうの金色の冷却フィンの下にCPUがあります。
この写真では取り外してありますが小さいファンがついていて、冷却はそのファンだけでOKの低発熱CPUです。

<画像:CA390005>

より静音をねらって唯一のファンを超静音のものに交換してみました。
さぞ静かだろうとおもったのですが、実際はそんなに静かでもなかったです。
うるささはデシベルだけではわからない物なんですね。

<画像:CA390013>

何台もPCを触ってきましたが、なぜか今まで一度もデスクトップでスリムドライブを使ったことがなかったのですが、今回のケースはスリムドライブのみ対応だったので初めてスリムドライブを使います。
ドライブそのものはジャンクで800円程度の掘り出しました。
で、スリムドライブは特殊な接続なので、IDEとかSATAしかないデスクトップのマザーボードにはどうやってつけるんだろうと、店員に聞いてみたら、専用の変換パーツを取り付けるんですね。

<画像:CA390011>

変換パーツをつけるとこんな感じ。
今回はIDEですがSATAのもあります。
それからスリムドライブのコネクタのほうで新しい規格があるらしいので、その規格での変換パーツもあるという事です。

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