しゃべれどもしゃべれども と タイガー&ドラゴン[その他熱い?系]
(2009-04-28 12:32:02) by くろひつじ


日曜日、講習終了後は小島君にお任せして僕は家に。
片付けをしながら、パークに忘れ物をしていたことに気がつきまして、
まずはスケートシューズ。
シューズを普通忘れないだろ!と思うかもしれませんが、今回はレンタルみたいな感じで自分のシューズ以外に2足シューズをもっていっていたので、そのうちの一台をすっかり忘れていました。
とりにいこうかな?と思いましたが、田中さんが預かってくれるということでお言葉に甘えることに。
そしてしばらくして、ちょっと肌寒いから上を着ようかなといつものスウェットを着ようとしたら、
これも忘れてる。
ダメだこりゃ取りに行くしかないか〜といった所で、由美もパークまでの途中にある(堀切橋の堀切菖蒲園側のたもとのとこ)焼肉材料店で生レバが欲しいなんて言うし、じゃあ行くか、となったところで菅原君と連絡がついてスウェットは預かってくれるとなり、こうなると行くことなくなったわけですが乗りかかった舟だ!って具合でメメと由美を連れ堀切菖蒲園まで行きまして。
で帰りにちょうど良いのでTUTAYAに寄って「しゃべれどもしゃべれども」「タイガー&ドラゴン」を借りてきました。
タイガーのほうは1話で長いのがあって、おっ映画版かな?内容もうまくまとまっているみたいだしって感じで。

しゃべれどもしゃべれどもは正統派というか、落語の世界観をそのまま、そこで生きる人達の描写をしていて、かなり良いです。
なんてゆーか実際の空気感がありました。
主人公も2つ目ということで、僕が応援している笑生さんにも重ねてみたりして、より落語の世界に触れられた気がします。
色々と問題を抱えた主人公たちが落語を通して新しい自分を発見していくところなどは、落語のもつ素晴らしさ、つまり人間対人間やコミュニケーションなどが良くいかされていると思います。
落語の世界観を抜きにして、単純に映画としてだけみても素晴らしい作品です。
僕と由美なんかはあまりにも良かったので2回も見てしまいました、おかげで寝不足です。

タイガー&ドラゴンは僕の借りたのは1話完結の三枚起請の回というスペシャル版だったようです。
タイガー&ドラゴンも落語の世界観をうまく現しているのはしゃべれどもしゃべれどもと変わりませんが、こちらのはまずとにかく面白い!笑えます。
しゃべれども〜とは違い、古典落語の演目を現代版にアレンジして、それを官九朗独自の表現でまとめています。
なにしろこれは宮藤官九郎が凄い!
もちろん役者もすばらしいんですが、この脚本をつくったクドカンってほんと天才だわと思います。
真夜中の弥次さん喜多さんでも思ったのですが、落語に関してもそうで、古典のよいところや深いところ、人情表現や複雑なところまで含めながら、独自の世界観で面白おかしく見た目はとても現代風で誰でも見れるのに、奥にはしっかりと古典が生きているという。
よっぽど物を知っていて、しかもとんでもないセンスのある人間じゃないとこんな脚本を書くなんて芸当はできないと思います。
宮藤官九郎でなければ表現できない唯一無二の作品がそこにあります。

どちらの作品もなんの予備知識を持たずにみても楽しめますが、やはり関係のある古典落語の演目を知っているとより楽しめると思います。
しゃべれどもしゃべれどもでは「まんじゅうこわい」「火焔太鼓」
タイガー&ドラゴン三枚起請の回ではその名の通り、「三枚起請」ですね。
僕も実は三枚起請は聴いたことがなかったので、後でやっとわかったってところもあったりしました。
まぁこれもクドカンの工夫で2度目みても新鮮な発見があるようにできているという事なんでしょう。





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